光蓮寺|岐阜県可児市のお寺

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雨はどんな天気?

雨はどんな天気?

日照りが続いてあれほど待ち望んだ雨も、何日も降り続けば「じめじめする」などと不満を言いたくなるものです。

先日も夕方から妻や友人たちと境内の一画をお借りしてバーベキューをしました。昼過ぎから準備をはじめ、食材を買い、テーブルやコンロを準備。しかし、「さあ、はじめよう」という時になって突然の土砂降り!

 なんとか、室内に避難して食事をしましたが、せっかく準備した椅子もテーブルも台無しです。アクシデントも楽しい夏の思い出ではありますが、さすがに参りました。

こうして天気に踊らされるとき、僕は「天気の良し悪しは私の都合なんですよ」というお坊さんの先生の言葉を思い出します。

その話をしてくれた先生は「今日はいい天気」「いやな天気になりましたね」など、「良い・悪い」で表現される天気の話には大事な言葉が抜けているんだと言います。

本当なら「今日は(私にとって都合の)いい天気、悪い天気」と言わねばならんでしょう。日照りで困ってる人や、雨を喜ぶ生き物もたくさんいるはずですからね。

  
そんなお話なのですが、確かに。先日の僕もバーベキューをしていなければ困ることもなかった。雨は決して悪い物ではないのに、それを自分の都合で嫌な雨に変えていたのです。

そんな風に物事をまっすぐに見られない目を「煩悩の色眼鏡」だと先生が仰っているのを思い出します。

  
暑い日には打ち水をして、大変だった事を思えば、この雨にも助けてもらっています。

逆を言えば、雨を良くするのも、悪くするのも、私の心次第とも言えるでしょうか。

<span class="icon-user">この記事を書いた人<span>

五藤広海光蓮寺|僧侶
29歳。可児市の歌って喋るお坊さん!日々の法務の中、講座「五木寛之著『親鸞』をたのしく味わう』や「大切な人を亡くした人へ-やさしい法話会-」などを開催。仏教系音楽ユニット「あみださまがみてる」のボーカルとギターとしても活動中。
講演やライブのご依頼もお待ちしています。
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