光蓮寺|岐阜県可児市のお寺

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お花見の計画

お花見の計画

暑さ寒さも彼岸まで。なるほどよく言ったものだなあ。と毎年感じてます。

光蓮寺の境内にも「春の息吹」という名の雑草たちが顔を覗かせており、困ったものですが、お参り先のお庭で桜の花を見かけたり、春の野菜をいただいたり。 

暖かさも手伝って、自然も世間も何かが始まるような気配がありますね。

友人から「お花見をしよう」と連絡がありました。毎年、そのうちやろうね!と返事をしては、集まるころには花が散っているのが定番となっておりますので、今年こそは!と意気込んで予定を立てています。

明日ありと思う心の徒桜、夜半に嵐の吹かぬものかは(親鸞聖人)

このブログにも何回も登場している、親鸞聖人のお歌です。

伝説によれば親鸞聖人が9歳の頃、出家をするために青蓮院を訪ねるのですが、到着したのはすでに夜になっていました。

そこで「今日はもう遅いから、出家の儀式は明日にしようか」と提案されるのですが、それに対してのお返事として詠んだ歌だとされています。

満開の桜が一晩のうちに嵐に吹かれてすべて散ってしまうかもしれない。同じように、私の命が明日あるかもわからない。だからどつか、今。出家の儀式をお願いいたします。ということでしょう。

  
明日はきっとある。そう思いながらも、明日はないかもしれない。という気づきを持つことの大切さを感じます。

「仏法には、明日と申す事、あるまじく候う。」という言葉もあります。

3月は別れの季節でもあります。学生時代を思い出せば、当たり前にそばにいた人が、当たり前にいない毎日がやってくる。

今年こそはお花見をしよう。そう思わずにはいられませんね。それがたとえ、お花はほとんど見ないで、お酒を飲む予定だとしても!!

<span class="icon-user">この記事を書いた人<span>

五藤広海光蓮寺|僧侶
29歳。可児市の歌って喋るお坊さん!日々の法務の中、講座「五木寛之著『親鸞』をたのしく味わう』や「大切な人を亡くした人へ-やさしい法話会-」などを開催。仏教系音楽ユニット「あみださまがみてる」のボーカルとギターとしても活動中。
講演やライブのご依頼もお待ちしています。
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